私は人が信じられない

 私はアラサーの独身OLで、両親と一緒に暮らしています。

 

それにもかかわらず、私は多くの時間を両親と過ごしています。

友達はいなくはないのですが、遠方に住んでいたり、結婚していたりと、なかなか会える距離にはいません。

 

でも、それが一番の理由ではありません。

私は人が信じられないのです。

 

驚く人もいるかもしれませんが、私は人見知りをしません。

初対面の人とでも普通に楽しくおしゃべりできます。

 

というより、むしろ初対面の人の方が楽かもしれません。

親しくなり、相手や自分の人となりを分かってしまうと、どうしていいのか分からなくなります。

 

つまり距離が近くなることがとてもとても苦手なのです。

自分はちょっと変わった性格なのを重々承知しているので、それを受け入れてもらえない感じがするのです。

嫌われるのが怖いのです。

 

こうなったのは小学六年生の時のいじめが原因でした。

その前後でもいじめられたり、いじめたりというのは多かれ少なかれあったのですが、

その時の経験は特に強烈に今も残っています。

 

それ以来、なかなか人を信じることができないのです。ゆえに親しくなっても、どこか距離をとってしまいます。

でも、私が人を信じていないということは誰かに話すことはしません。

 

だって、その悩みを打ち明ければ、その人のことすら信じてないということが分かってしまうからです。

 

そんなわけで一人でその悩みを抱えて、いつも悶々としています。

いい大人になってもまだ、この悩みを抱えているなんて昔は思いませんでした。

そしてまだ実家暮らしを続けるとも予想していませんでした。
食費も入れず、甘えっぱなしです。先週扇風機が壊れたらすぐに父が新しいものを買ってくれたし、

部屋で熱中症になってはいけないからウォーターサーバーも設置してくれました。こちら

 

いつか人を信じられるようになると希望を抱いて、今まで生活を送ってきたのです…。

これから先、人を信じられることはあるのでしょうか。アラサーになってしまった今、

その悩みを解決するのはもう難しいのでは、と悩んでいます。